アジアリーグサテライト
ヤングリーグ 本州大会軽井沢シリーズ
北関東−南関東
(2004年11月28日 軽井沢スケートセンター)

アイスホッケーのヤングリーグ本州ディビジョン、
南関東×北関東2回戦を軽井沢スケートセンターまで見に行ってきました。
 
ヤングリーグ本州ディビジョンは
東北(宮城、栃木、茨城)、北関東(埼玉、群馬、長野)、南関東(東京、神奈川)にブロック分けして、
その地域のU18の選手を選抜して行われている。
この試合、さすがに各地域を代表する選手たちだけあって、レベルの高いおもしろい試合でした。

北関東は、埼玉栄の選手をベースに、軽井沢高校、長野工業、渋川工業の選手をあわせたチーム。
黒いヘルメットが栄で、青が軽井沢、白が長野工業で・・・渋川工業はよくわからない。
入り口にパンフレットが置いてあったけど、番号が書いてないから誰が誰だかさっぱり。

南関東の方は元チームは武相しか見た事ないしますます誰が誰だかわからないわけで・・・
出身チームとしては、武相高校、日大高校、早稲田実業、慶応高校、
そして、新横浜プリンスジュニア、西部ホワイトベアー図、神宮外苑ジュニアと高校チームとジュニアチームからの精鋭。

試合はやはりハイスピードな展開、ほぼ互角といえる面白い試合。
さすがに寄せ集めチームなのでパスワークなんかは怪しげな面もあったけどね。
一進一退、0−0のまま1ピリ終了。
2ピリ中盤、北関東ゴール前の混戦で跳ね上がったパックがゴーリーを飛び越えてそのままゴールへ。
ラッキーな得点、不運な失点だった。
2ピリ終わって1−0で南関東がリード。

そのころ、北関東のベンチをみてみるとなんだかどこかで見たことある人が。
いや、北関東のスタッフは顔覚えてる人ばっかりだけどさ。
よく見てみると、マーク・マホン日本代表監督が。下の世代でも代表監督やるんだっけ?
3ピリ、序盤は南関東がいい形を作ることが多く、北関東はなかなか攻め込めない。
そんな中で10分ぐらいに南関東が2点目。
ゴーリーがパックに飛び出していったんだけど、そのまま押し込まれてしまった。
2点目を取られてから北関東はペースアップ、ガンガン攻め込むようになってきた・・・
けど、なかなか決定的なチャンスは作れない。
いいシュートも南関東のゴーリーのセーブに阻まれ得点できないまま残り1分。
ここで南関東のペナルティで、そこにあわせて北関東はゴーリーをあげて6人攻撃に(つまり6対4の状況に)。
ラインズマンがゴーリーがあがってるのに気がつかずに、メンバーオーバーで笛を吹いて3秒無駄に。
この6人攻撃は外で回してるだけで、ほとんどチャンスらしいチャンスは作れず。
さらに、カットされて、エンプティ狙われたが外れて・・・
そこで、南関東がキルプレーなのに気がつかずに、今度はアイシングのコール。
残り2秒だったから続けたところでどうにもならなかったけど、
最後のレフェリーのミス連発は、試合ラストの盛り上がりに水をさしちゃったな。

この試合の感想としては、
個々のスキルが高い選手は多いんだけど、チームとしてはまとまってないな、と。
守る方はなんとかなっていたけれど、
決定的なチャンスをつくるような攻撃は、寄せ集めで、実力の近いチーム同士だと難しいのかな、と。
でも、これだけレベルの高いゲームを見られたのは良かったなー。
ヤングリーグは一見の価値ありですね。
 

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