1リーグ制になったらどうなるの?

・・・と、考えてみました。
 

いいところ

1.新鮮な組み合わせの試合ができる
(すぐに新鮮じゃなくなるけど)

2.現パリーグのチームは巨人戦が発生して
放映権料、入場料、広告収入が増える。

3.現パリーグのチームは露出が増える
手軽に世間に知ってもらえるようになるかもしれません。
 

よくないところ

1.日本シリーズ消滅
(東西シリーズとかプレーオフとか、盛り上がらないし意味がない)

2.オールスターゲームが今以上にただの祭に
(セ・パの意地のぶつかり合いといったものがなくなる)

3.消化試合が増える
(10球団1リーグだと優勝争いができないチームが多い)

4.首位攻防戦激減
10球団1リーグで1シーズンの試合数を変えない方向で行くと
現在の28回戦制から16回戦制になり
1位と2位の直接対決は現行の6割以下に減少。
今、一番リーグが熱くなる8月9月の直接対決は約半分に。
ひたすら下位チームを叩くペナントレースに。

5.現セのチームが減収、赤字転落も。
特に広島にとっては深刻でしょう。

6.チーム削減
切り捨てられる選手、裏方、ファン。
プロ野球は誰が支えているのか。

7.1軍選手数の減少
3軍制で雇用を維持するといっても、一軍でプレーできるチャンスは減り
プロ野球選手を目指す子供達の夢が・・・
裏方さんもバッサリ首きられるんだろうね。
 

とりあえず思いつくのはこの程度だけど
1リーグ制反対の理由は1,2,3,4,6の部分。
1リーグにすることで
確かに読売以外の球団の収入が均衡するかもしれないけど
それ以上に、プロ野球の盛り上がる要素が消えていきますよ。
日本シリーズ、盛り上がるでしょ?面白い試合になるでしょ?たいていは。
オールスターゲーム、東西対抗よりもりあがるでしょ?
首位攻防戦、天王山、それだけで血が騒ぐでしょ、熱い試合になるでしょ?
結果が出た後の消化試合なんてあまり見たくないでしょ?

いつまでも巨人のおこぼれで家計を支える思想はやめて
もっと別の収入増やす方法考えようよ。
巨人だって、ライバルいてこそプロ野球が盛り上がるという考えを持ってほしいね。

ただ野球が見たい訳じゃない
戦力が均衡して、緊張感のある、真剣勝負が見たいんだ
結果のわからない、際どい勝負だから面白いんじゃないか。